老後資金の貯め方!50歳からの資産運用はNISA口座の活用

老後に向けた投資

 

 

銀行預金などとはリスクの点で大きく異なる投資ですが、上手くいけば、投資信託購入後にさっそく利益を得られることがあります。このように投資信託はハイリスクハイリターンなのです。

 

運用をする場合、誰でもより高いリターンを得たいと願うはずです。手持ちが1000万円あって、それを少しでも増やそうとするなら、1%でも高いリターンの可能性がある投資商品での運用を期待するはずです。

 

しかし、何しろハイリスクハイリターンなのですから、高いリターンを狙うほど、資産の安全性は低くなってしまいます。例えば、期待リターンが3%と10%とでは、当然ですが、後者の方が元本を割り込む危険度が圧倒的に高くなります。

 

50歳から給料を得ながら運用できる期間は約10年です。元本を大きく割り込むリスクを覚悟して資産を運用するというのは避けた方が賢明です。残された時間が少なくなるほど、損失をリカバリーするチャンスも減るからです。

 

いずれにしても投資にリスクはつきものであり、投資対象の選別はかなり重要です。ここまでで投資信託については大体わかったと思います。

 

次はNISAの話へと移りますが、こうした話題がしばしば取り上げられるのは、最近多い個人投資家の年代が50代からのいわゆるシニア世代になっているからです。ある統計によれば、個人投資家の半数以上が何とシニア世代となっているのです。ズバリ、老後の生活に向けた投資です。リタイアした後の人生計画について、真剣に考えている人が非常に多いのでしょう。NISAが注目されることになったのも、そんな点がからんでいます。